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2007  スコッチテリアの 詩

2007年05月24日 10:59

blogを通じてお知り合いになった方、お2人が今、心を込めてメッセージを書かれています。
「Eternally」のMobさんと、「黒犬がいく」のbonbonさんです。

私自身は気持ちも考えも纏まらず・・・
書き始めては・・・止まる・・・を繰り返しています。
お2人のお話は決して「スコティッシュテリア」に限定された事では
ありません!!
「牙」を持つ動物、武器を持つ人間にも当て嵌まる事ではないでしょうか???
が、ここでは一先ず、スコッチテリアの先人であられた
「故 秋沢道子」さんの「スコッチテリアの詩」をもう1度掲載させて頂きたいと思います。
(前章の部分は知人から・・・2章以降はスコッチの先輩であられるLala's Homeの管理者さまから教えて頂きました。)


スコッチテリアの 詩
『魅力

今日も彼は片隅に座す。
爪先をみつめながら考えにふけるその心に何が映じているのだろう。
欲望が渦を巻き、煩悩が絶叫しているのかもしれない。
しかし彼はじっとこらえる。
彼自身の道義感と、理性の限界をためすための抑制が、強い光となって黒い瞳に反射している。
彼は無心にたわむれる。
大きな鼻でマリを蹴り、短く太い手をあげて鳥籠にたわむれる。
鏡にうつるわが顔を見て、お前はたれかと首をかしげる。
ユーモラスなこの遊びは、汚れなき心のあらわれ。
見てはいけない。問いかけてはいけない。
彼の自意識が超然さと無関心をよびおこさせてしまうだろうから。

災暑の太陽がペーブメントに灼熱を叩きつけ、彼の足を焼こうとも。
寒冷前線が彼の体を射るように梳きぬけても。
彼はあなたと共に歩くことを止めやしない。
どんなに切なくとも。苦しくとも。
彼の律儀感は、あなたに憐恤を乞うことを許さない。
それどころか、あなたを励ましながら、嬉々として終日ついて歩くだろう。

傲慢さを含んだ彼の無表情は、彼の演技でもなく、鈍さでもないのだ。
喜びがほんとうに訪れた時のために、彼は喜びを貯える。
真の怒りを爆発させるときのために彼は怒りを貯えておく。
悲しみに襲れて悲愁するときのために彼は常に泪を貯えておく。
はしたない感情の表現を忌み、彼は無駄に吠える行為を軽蔑しその労力を惜しむ。

月日は流れてかれは亡逝き。
彼逝きてのち、人朽ち果つるとも。
新しい彼らの生命の絆は、黒い小さな肉塊となって産声をあげる。
再び形造られていくスコティッシュ・テリアは永劫に。
”スコッティ!””ダイハード!”として多くの人を魅了しつづけるだろう。
そして彼等の誇り高き存在価値は、細胞のうちから植え付けられているものにちがいないのだ。
<道を歩いている人々はときどき奇妙な犬に有って戸惑うだろう。
おごそかな口髭を貯えたでっかい頭を振りながら、今にも地につきそうなずんぐりとした小さな体を短く太い足で支えながら、大威張りで歩道を活歩しているおどけた可愛い奴にーーー
犬好きなものならきっと足を止めるにちがいない。そして次の瞬間、造化の神様が作った"アンバランスのバランス”の巧妙さに気付くだろうし、この滑稽な外観の裡に、大型犬のように大きな牙と、驚くほど大きな鼻に目を見張り、鋭く警戒深く知性に富んだ精悍な顔貌を発見するだろう。更に筋骨たくましい太い頚と大きな幅広い深い胸、バネのように弾力ある腰など、大型犬が持っている要素がコンパクトに、全く無理なく納まっていることについて、理屈抜きに感銘を受けるにちがいない。

また、真にユニークなのは彼等の性格なのである。黒く燦然と特種な輝きを持つその瞳が語っているように、全ての軽薄さに頑強に抵抗し、なおかつ無関心を装い、超然として自主性を貫徹する強さをもっている。
 彼等は、寛容さと理解力を伴った鋭く敏感な頭脳によって、常に人とその人間性を批判し識別する。
 そして、自分が信じた人以外に媚を売る事を心よしとしないし、特に鑑定して採択した者以外には容易に彼の愛情を与えない。
 しかし、一度与えたとなるとその信意は確いもので生涯持続する。
 幼い彼等が生後二ヶ月で他に分譲されていっても、その間育ててもらった主の温情を絶対忘れず、数年をへて再会しても、数秒のうちに昔の主を思い出し欣喜雀躍する姿を見せるのもこの犬種の特徴であろう。又新しい飼い主の元に行っても、じっと家族一同を注視し、暫しの後、特定の一人を主と定め、定められた主がもっとも大切にしている人を第二番目の大切な人として定める。この感の鋭い透視術はまったく犬とは思えない。
 そして、彼等は、全ての点において自己の信念を曲げない。
 常に強い自己を顕揚する犬なのである。
 彼等の肉体的な外観同様に以上の性格も他の犬に見られない非常にユニークなものである。彼等が持つ二つのアダ名”ダイハード(最後まで抵抗する、不死身野郎)”"ワンマン・ドッグ”が彼等の頭上に献上された理由はこの辺にもあろう。
 一般愛犬家が犬に対する考えと犬に求めようとしているもの。なかには、― 犬は飼い主の自由になり、飼い主に絶対抵抗することなく、ただひたすらにかしずき、飼い主が愛玩物を愛でるように差し伸べる手に無上の喜びを感じてくれる犬 ―というような凡庸さを持った人たちに、必ずしも訴えないのは、スッコッチシュ・テリアが持つこのユニークさなのかもしれない。
 とにかく、他の関心をかうために自己の信念を破らない。飼い主を信じ対等の友として語り合う事を好み、自己の誇りを絶対に捨てない。犬は飼い主を裏切らない生き物であるが、その中でも、もっとも飼い主を裏切らない犬。
 これがスコッチッシュ・テリアの最大の魅力なのである。』


ただ、これを‘誤解’なさって解釈される方々もおいでなのでは???
「スコッチテリアだから」という言葉に置き換えて、悪い意味で伝わる事が多い気がします。
そういう意味では・・・ないのではないでしょうか???
今は未だ、上手く説明は出来ませんが、
この詩をお読みになって僭越ですが、「何か」を
少しでも!感じて頂けたらとても嬉しいです・・・。


犬種を問わず、「犬は決して飼い主を裏切りません」!!もし、飼い主の自分に牙を向けるとしたら、それは自分が飼い主だと思われていないだけです。保健所で‘最期の時’を迎える寸前までも犬は「飼い主を待って」いるのは皆さんご存知かと・・・裏切るのは、裏切らせるのは常に「人間」の側ではないでしょうか???
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